株式会社リモハブ
リハビリテーションを中心とした遠隔医療をデザイン。
リモハブは、自宅と遠隔地の医療機関とをICT・IoT技術を用いてつなぐことで、自宅での心臓リハビリテーションサービスを提供する企業。
高齢化社会において心疾患は増加し続けており、2025年には120万人に達すると推定されている。心臓病再発の予防を目的として行う運動療法、生活指導、患者教育、カウンセリングなどの活動プログラムを総称して心臓リハビリと呼び、外来での心臓リハビリは毎週1~3回通院の必要があることが患者の負担となる。リモハブではこの問題に着目し、自宅で実施される心臓リハビリをICTとIoTの技術を利用して看護師などが離れた病院から見守ることができる仕組みを遠隔医療として提供している。
ウェアラブル心電計からの心電波形や生体情報などのリハビリテーション情報をモニタリングすることで、遠隔地の医療機関でもリハビリの指導が可能。またウェアラブル心電計を装着することで、万一不整脈が発生した場合でもすぐに対応ができる安心感があるという。
リモハブは、大学医学部卒業後に循環器内科医として臨床・研究に携わってきた代表が、スタンフォード大学発の医療機器開発人材育成プログラムであるジャパン・バイオデザインフェロー(第一期)を経て創業した企業。2019年1月には、経済産業省主催のジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019のファイナリストに選出されるなど、医療機器ベンチャーとして先進的な取り組みが注目されている。
住所:大阪府吹田市江坂町
設立:2017年3月
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