6月第4週の動きについて。資金調達では、TRUSTDOCKが13億円、コミュニティオが2.6億円、Hogetic Labが5千万円の調達を実施している。

サービスでは、イタンジ「OHEYAGO」の掲載物件が5万件を突破したことが注目される。「OHEYAGO」は不動産のセルフ内見型のサービスで、不動産賃貸業界のDXの先鋒となる取り組みだ。テレビ会議等で賃貸借契約の重要事項説明を希望する客も増えているとされ、さらなるDXの進展が見込まれる。

また、コインチェックのIEO（Initial Exchange Offering）に関わる動きも注目される。同社は「Coincheck IEO」を7月1日から提供する。IEOは、企業やプロジェクト等がユーティリティ・トークンを発行し資金調達を行う仕組みで、コインチェックでは株式会社Hashpaletteの取り組みが初となる。